2004年04月06日

捌ききれない情報その1 - WEB

最近「情報過多」に悩まされている。この問題については書きたいことが山ほどあるが、複数のエントリーに分けて少しずつ書いていこうと思う。

俺が捌ききれないと考えている情報の一つは、WEB上のコンテンツだ。まず、チェックしているサイトが多い。ニュースやBlogなどをRSSリーダーで閲覧するようになり、目を通すコンテンツがやたら増えた。調べ物(プログラミング的なこととか)をするついでに、オマケを発見してしまう。さらに、気に入った(あるいは、その場で処理し切れなかった)記事なりページなりサイトなりは、後でじっくり読もうと考え、デスクトップにそのショートカットを作るかブックマークに入れる、ってな具合。WEBではないが、メールマガジン・メーリングリストもたまりまくりで、それに含まれるURLはやっぱりチェック。
「電子化されたコンテンツは後で検索できるし...」とか、言い訳じみた考えが頭の片隅にあって、こいつが俺の蓄積熱に拍車を掛ける。蓄積したコンテンツを対象に何かを検索する暇もないくらい、あらゆるコンテンツに目を通してるくせにね。

そんな感じで、今日も大量の情報を処理していたときに目に付いた記事が、これ。

【コラム】IT資本論 第23回 8つのパラドクス - 学習パラドクス(1) 棄却学習 (MYCOM PC WEB)
学習が求められている根本的な理由をさらに突き詰めていうと次の2つであろう。第1は「情報選択の重要性」である。まず、流通している情報・知識量が、多メディア化とマルチメディア化の進展で増大している。これに対して、消費される情報・知識量は微増であるから、この格差は年々拡大していくことになる。この格差は「情報の氾濫現象」と呼びうるものである。この段階での情報社会では、価値ある情報をいかに的確に選択していくのかが問われるのである。

このコラムの本筋ではなく、上記引用部分にのみ反応したわけだ。まぁ、至極当たり前のことなんだけど、「価値ある情報をうまく選別する」能力を養う、あるいは(ほぼ同じことだが)、自分なりの選別方法を確立する、ことが俺には必要なんだろうと再認識した(引用部分だけ読んで)。このトピックについては前から問題視してはいたんだけど、ついつい大量の情報を飲み込んじゃうんだよね、暫くしたら忘れちゃうのに。
とりあえず、まだ問題提起フェーズなので、このエントリーは終了。次は、「本」について書く。

ちなみに、ある心理テストをやって、その結果アドバイスとして俺に贈られた言葉、「決断とは、何かを捨てることです」。 はーい。

Posted by Takuma at 2004年04月06日 01:08 | TrackBack
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